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日大アメフトのラフプレー問題は、危機管理事例として日大がどのように対応するかが今注目を浴びています。

日大の危機管理学部について

日大は2016年、あまり聞き慣れない「危機管理学部」をスタートさせました。
 
エキサイトニュースから、そのあたりのことを引用させていただきます。回答者は日本大学危機感気学部次長・福田充教授です。質問は「この危機管理学部はどんな学部なのでしょうか」ということです。
 

危機管理学部は、法学・政治学・社会学を中心とした文系でのアプローチで、社会で発生するあらゆる危機に対応できる「オールハザード・アプローチ」のスペシャリストを育成する学部です。
 

  • 自然災害や原発事故などの対策を学ぶ「災害マネジメント領域」
  • 犯罪や治安、またテロなどの対策を学ぶ「パブリックセキュリティ領域」
  • 戦争、紛争、難民といったグローバルな問題に取り組む「グローバルセキュリティ領域」
  • 情報流出やサイバー攻撃など情報管理や対策を学ぶ「情報セキュリティ領域」
この「4つの柱」で構成されており、他にも新型インフルなどのパンデミックなど、世の中で起こるさまざまな危機に対する「総合的な危機管理」を学ぶことができます。本学の他にも理系の危機管理学部は他大学にすでにありましたが、文系では日本で初めてになります。
 
(エキサイトニュース、2016年11月1日より引用)

 
危機管理学部を有する日大が、今回の日大アメフトラフプレー問題にどのように対処するのかについては、学術的にも注目されているのかもしれません。
 
これはけっして、嫌味で書いているのではありません。いまや、組織も個人も「危機管理」が重要な時代であることは、私たちも少しずつ気づいているからです。
 
個人的には、今もし学生ならば、是非学んでみたい分野です。

日大に向かい風!?

日大は今回の事案について、監督(日大常務理事で人事担当)の指示はなかったと明言しています。しかし、アメフトをよく知る者たちから違和感が続出しています。今日5/17の朝の報道番組でも、そういった違和感を中心に報道がありました。たとえばこういうことです。
 

  • 最初のファールがファーストプレイであること。
  • 反則の内容があり得ない行為内容であること。
  • フェアプレー賞をとった日大チームにとって1試合・短時間で反則が3回続いたこと。
  • 最初のファールで大きな不利を背負ったのに、チームメンバーの誰も「91番」に対し怒っていないこと。
  • 3回のファールで「91番」が退場したとき、迎えたコーチやチームメンバーは「91番」を慰労しているようにも見えること
これらは、すべて動画のなかで見て取れる事象です。
 
チーム全員がわかった上でのファウルの可能性もある...とも取られてしまうようなシーンがあるわけです。
 
このようなことに対し、日大側は、
  • 監督がファウルを指示したことはない。
  • そんな指示はしなかったと他の選手も言っている。
と主張しており、ここに世間とのズレが大きく、まさに、危機管理として扱うべき問題になっているのです。
 
報道番組のなかにもありましたが、日大は「監督を守る態勢に入っている」「91番は切り捨てる態勢に入っている」とも捕らえられてしまうような状況に陥っています。
 
しかも日大アメフトチームは、他大学から対戦を拒否されている状況です。
 
このような危機に対し、日大はどのように行動をするのでしょうか。
 

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関学の記者会見、5/17、13時30分から

正式に日大側に抗議し謝罪を求めた関学ですが、その回答は、日大から5/15の夜に直接届けられたと報道されています。
 
回答の内容については明らかにされていませんが、それらを受けて、5/17の13時30分から関学が記者会見を開きます。
 
その会見内容も注目ですが、それ以上の注目は、この関学の会見を受けて、日大がどのような組織行動をするのかということです。そして、それが危機管理上どのような結果を生むのかということです。

まとめ

今回の記事では、日大アメフトラフプレー問題が、危機管理の事例としても注目であるということについて書きました。
 
関学の記者会見を見て、また、続報の記事は書きます。そして、その後の日大側の対応についても注目していきます。
 
危機管理に興味のあるサイト管理人としても、今回の事例を真摯に学ばせていただきたいと考えています。

追記

記憶に新しい危機管理事例としては、ともに公益財団法人である日本相撲協会や日本レスリング協会のことがありました。
 
この2ケースについては、公益財団法人の認可を巡り物議を醸しましたが、いまのところうやむやで終わりそうな感じです。うやむやに終わっても組織としての危機管理が成功したとは到底思えません。
 
組織として危機管理をする上では、その組織の存在意義に照らして、いま置かれている危機の先にあるゴールをどうのように設定するかが重要なのではないでしょうか。

追記2、5/24記述

後手後手の日大側の対応に批判が集まっています。それは5/24夜8時から行われた緊急記者会見で大炎上。
 
日大の危機管理学部では、本問題事案を反面教師として教材で使って欲しいものです。
 
※アイキャッチ画像の出典:記事投稿日現在、pixabayにあるフリー画像で、アメフトイメージとして使用しています。  


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