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アマスポーツ暴力問題「昔は暴力が普通」「暴力された人はする」の大嘘


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女子体操代表選手、宮川紗江選手の記者会見に端を発し、炎上しまくっている日本体操界と塚原夫妻。
 
テレビ各局の情報番組では「昔は暴力が普通にあった」とか「暴力されて育った人は指導者として暴力するようになる」みたいなコメントが飛び交っています。
 
でも、それってあまりにステレオタイプな発言であり、きっと体験に基づいていないし、基づいていたとしても偏った意見だし、不適切だ…というお話です。

たとえば坂上忍…

 
以下、登場人物については敬称略で書かせていただきます。
 
たとえば『バイキング』(フジテレビ系列)メインMCの坂上忍。つねに上から目線で言葉を発する態度に批判も集まる方ですけど、視聴率取れるのか各局で重用されています。
 
さて、坂上忍は宮川紗江選手問題を語るとき「暴力は決して許されることではないが、昔は普通にあった」みたいな発言を繰り返しています。
 
また、ひな壇に座る芸能人によるコメンテーターたちも「昔はそういうのあったよね〜」みたいな発言のオンパレード。
 
情報番組として、そういうことを一般化して流していいんでしょうかね????
 

「昔は暴力あったよね」の嘘〜陸上やってるバイト君の話

 
先日、サイト管理人「たもつ」は勤務先でたまたまバイトに来ていた20歳大学生男子と話す機会がありました。彼は陸上400mを中学・高校・大学とやっています。
 
話題が女子体操の暴力問題になり、私が不用意に「昔はあったんだよ、そういうの」みたいな発言をするとそのバイト君の顔が曇った。
 
で突っ込んで聞くと、中学、高校では暴力はあったということ。とくに高校では監督が殴る蹴るだったとか。20歳だから、つい最近までそういうのに悩んでいたということなんです。
 
そして彼が言うには「今の大学クラブでは暴力はないが、高校では今でも出身校以外にも暴力指導はあると思う」とのこと。
 
これって一学生の発言に過ぎませんが「昔は暴力が普通にあった」ということを「昔ではなく今もある」という点で否定しているわけです。
 
翻って…
 
宮川選手問題では、速見コーチの暴力に注目が集まっています。速見コーチは数年前まで暴力をやっていたことを認めています。でも、それって数年前までのことで今は本当にないのでしょうか。そして、それって速見コーチだけの問題なのでしょうか。そこかしこに今も暴力問題は「ある」のではないでしょうか。
 
つまり、「今も暴力問題がそこかしこにある」という前提で今回の問題を捉え、改善に着手すべきなのが日本体操協会などのアマスポーツを取り仕切る団体がやるべきことのひとつなのではないでしょうか。
 
権力争いなんてやっている場合じゃないよね〜と思うわけです。
 

「昔は暴力あったよね」の嘘〜サイト管理人の場合

 
サイト管理人「たもつ」は高校時代はサッカー部。40年以上前の話です。
 
で結論をいうと「暴力はなかった」です。当時、「自分の高校で暴力がなかった理由」は暴力で悩んでいなかったので自覚もなく分かりません。また、他校に暴力があったかどうかの認識もありません。
 
だから自分の体験だけで、他所の高校も暴力なんてない…と断じることはしませんが、少なくとも私の出身高校サッカー部においては、当時は暴力はなかったと断言できます。だって、そういうの体験していませんでしたから。
 
一方…
 
サイト管理人「たもつ」は大学になると体育会空手部で4年間を過ごします。で、そこでは上級生やOBによる暴力は日常的にありました。それは指導というよりも、彼らの腹いせで下級生に暴力をするという構図でした。
 
しかし私たちが幹部になったとき、同期と話し合って暴力はしないさせないということで通しました。上級生が幹部のとき彼らが私たちを含め下級生に理不尽な暴力を振るっていたことはたくさんありましたが、少なくとも私たちが幹部になって卒業するまでは、目に余る暴力は存在しなかったのです。卒業後、それが変質したかどうかについてはトレースしていないので分かりませんが…。
 
以上、サイト管理人の体験に基づく話なので、これを一般化しようとは思っていませんが「昔は暴力あったよね、された人はする人になるよね」は、正しくないよということです。
 

「暴力された人は指導者として暴力を繰り返す」の大嘘

 
前述のサイト管理人の体験談は「暴力された人は指導者として暴力を繰り返す」ということも大嘘であるということを表しています。
 
「下級生で暴力されていると上級生になるとするほうになってしまう」みたいなコメントをするひな壇芸人がいますけど、あれって違いますね。そうじゃない例があるんですから。
 
今、女子体操界のことでは「週刊文春」などの週刊誌がいろいろと情報発信しています。
 
そのなかで1987年の世界選手権で帳場でミスを連発した代表選手に塚原千恵子が平手打ちをして、その様に海外選手が震え上がった…というのがあります。その女子代表選手って、つんくプロデュースですでに解散している4人組ユニット「太陽とシスコーン」のメンバーで現役タレントの信田美帆(46)だったのです。
 
信田美帆
※アイキャッチ画像:信田美帆(出典はアサ芸プラスから)
 

信田さんは高校生のときに当時史上最年少で全日本選手権を制し、五輪候補に急浮上。ソウル五輪に出場しましたが、個人・団体ともに惨敗でした。2度目の五輪出場を目指しましたがかなわず、大学卒業後に現役を引退。千恵子氏は日体大の選手を毛嫌いしていたので、日体大に進学した信田は常に脅えながら演技をしていたそうです。(ベテランスポーツ紙記者談)
 
※女性自身記事から引用。

 
信田美帆は選手引退後、1998年につんくプロデュースのグループメンバーになります。グループ解散後はソロとしてタレント活動を続けています。
 
信田美帆は、タレント活動と並行して、体操関係の仕事もしており、2012年にはロンドン五輪出場の田中理恵のゆか演技の振り付けを担当。またモー娘。たちのコンサートにおいてのアクロバット指導もしています。
 
信田美帆の場合、自分が受けた暴力的指導を反面教師にしているので、彼女たちを指導する場合、一切暴力はなく、指導者として慕われているといいます。
 
つまり、暴力をされたら、指導者になったとき暴力をするようになる…というのは大嘘です。そうじゃない人もいるってことです。
 

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まとめ

 
速見コーチが記者会見において「自分が指導を受けていたとき暴力をされていたことが自分が指導者として暴力をするようになった遠因」みたいな発言をしていますが、あれって「それが一般化されることではないし、違うよね〜」と指摘したコメンテーターは、少なくとも私が見ていた番組ではいなかったです。
 
押し並べてみんなステレオタイプみたいに「そうだよね〜、そういうのあるよね〜」みたいな。そういうステレオタイプな発言は、暴力を認めることにも通じる可能性もあり、いただけない発想だし発言です。
 
そういう主張のために、今回、この記事を書いた次第です。
 
まとめると…
「昔は暴力が普通にあった」は大嘘。
「された人はする人になる」も大嘘。
 
昔暴力がないこともあったし、今も残念ながら暴力はある。
 
された人は必ずしも指導者になってする人にはならないのです。