2019年初場所幕内番付予想(たもつ版)です。
いつもなら千秋楽の日にアップするのですが、作業手前で寝ちゃいました。予想内容については異議は受け付けませんのでよろしくです(笑)。
もくじ
大相撲2019年初場所番付予想(たもつ版)
さっそく、大相撲2019年初場所の幕内番付予想(たもつ版)です♪
今回は、あまり悩むところもなく、サクサクと予想できました。それでも多少悩んだのは次の点です。
- 西関脇は誰!?
- 妙義龍(東前頭筆頭で8勝7敗)にするか、玉鷲(西前頭2で9勝6敗)にするか。
- 番付の差と、九州場所の妙義龍の相撲のうまさを評価しました。
- 西前頭筆頭は誰!?
- 錦木(東前頭3で8勝7敗)にするか、逸ノ城(西関脇で6勝9敗)にするか。
- 逸ノ城の負けの内容を考慮して、錦木を選択しました。
- 4人目の十両陥落は誰!?
- 大翔丸(西前頭14で6勝9敗)が十両陥落するか、幕内に留まるか。
- 荒鷲(東前頭16で1勝12敗2休)、千代丸(西前頭16で4勝11敗)、隆の勝(西前頭13で4勝11敗)の十両陥落は、ほぼ決定。
- 九州場所十両は上位者で好成績の関取が多く、若い力などを評価した点。また幕尻と予想した大奄美(東前頭15で7勝8敗)と大翔丸の相撲内容を比較して、4人目の十両陥落を大翔丸と予想。
- 4人目の入幕は誰!?
- 矢後(東十両筆頭で10勝5敗)、琴恵光(西十両筆頭で8勝7敗)、琴勇輝(東十両3で10勝5敗)は確定と予想したが、続く4人目が誰か。
- 検討したのは大翔鵬(東十両2で8勝7敗)と照強(西十両5で10勝5敗)。番付差を考慮し、4人目は大翔鵬と予想。
2018年11月場所(九州場所)の振りかえり
暗雲漂う場所を救った2力士
横綱・白鵬と横綱・鶴竜が初日から休場で、一人横綱となった稀勢の里。初日、小結・貴景勝に負けを喫し、黒星発進。結局、稀勢の里は4連敗し休場を選択。序盤5日間で暗雲漂う状況となりました。
それを救った一番の立役者は、もちろん幕内初優勝を果たした小結・貴景勝です。殊勲賞と敢闘賞をダブルで受賞し、三賞独り占め状態でした(技能賞だけは該当者なし!)。
次に場所を盛り立てたのは、初優勝は逃すも、千秋楽まで貴景勝と優勝を争った大関・高安です。9月場所11勝4敗、11月場所12勝3敗と地力向上は明らかです。高安が早晩、幕内優勝を勝ち取ることは間違いないでしょう。11月場所の悔しさをバネにしてもらいたいです。
高安は「引く癖」と「腰高」をもう少し修正できれば、もう一段高いところも可能ではないでしょうか。
頑張ったベテラン力士たち
いぶし銀のベテラン力士たちも頑張って場所を盛り立ててくれました!
妙義龍(前頭筆頭・8勝7敗)、玉鷲(前頭2・9勝6敗)、栃煌山(前頭2・8勝7敗)、松鳳山(前頭7・10勝5敗)、隠岐の海(前頭11・11勝4敗)、碧山(前頭12・碧山)、琴奨菊(前頭9・10勝5敗)たちです。
とくに妙義龍。勝ち越しは千秋楽になったものの、勝った相撲だけでなく、負けた相撲でも、「妙義龍の相撲のうまさ」が光っていました。
妙義龍は32歳。サイト管理人「たもつ」は来年初場所で妙義龍が3年振りに関脇に返り咲くと予想しています。あの相撲のうまさなら、大活躍してくれるといまから楽しみです♪
それから琴奨菊。番付を下げたとはいえ、10勝5敗は素晴らしいです。「琴奨菊らしい相撲」を見るのは嬉しいです♪
期待した「U-25」の戦績は…
場所前、25歳以下の若手13力士、アンダー25「U-25」の大活躍を期待していましたが…。
もちろん、22歳、小結・貴景勝の幕内初優勝は「U-25」としては称賛しても仕切れないです。でも、その他は…。
全体を見ると、ちょっと残念な結果ですね。
- 7勝8敗 /東関脇・御嶽海(25)
- 6勝9敗 /西関脇・逸ノ城(25)
- 13勝2敗 /東小結・貴景勝(22)幕内初優勝
- 7勝8敗 /西前頭1・北勝富士(24)
- 6勝9敗 /西前頭5・朝乃山(24)
- 5勝10敗/西前頭6・輝(24)
- 6勝9敗 /東前頭7・阿炎(24)
- 6勝9敗 /西前頭9・大栄翔(24)
- 5勝10敗/西前頭10・豊山(25)
- 11勝4敗 /東前頭13・阿武咲(22)
- 4勝11敗/西前頭13・隆の勝(23)
- 7勝8敗 /東前頭15・大奄美(25)
- 9勝6敗 /西前頭15・明生(23)
なんと13人中、勝ち越したのが3人だけ。貴景勝(幕内初優勝)、阿武咲、そして明生だけです。
そろって関脇陥落となる御嶽海と逸ノ城には、少しがっかりですね。それでも、千秋楽の御嶽海は良かったので来場所の奮起を期待しています。
また、朝乃山と豊山はライバル同士で番付を駆け上がると思っていたのですが、輪島以来の大学出身横綱誕生は、遠のきそうです…。
引き続き、来年も「U-25」を応援していきます。世代交代こそが大相撲興隆の鍵ですから。逸ノ城も、あと二皮くらいむけることを期待してるよ!!!
2019年初場所の期待
一番期待することは、3横綱勢揃いして、終盤まで揃って優勝争いをしてください…ということです。初場所も休場者続出ならば、全横綱引退して欲しいです。「横綱なし」のほうが、幕内は燃えるかもしれません。
二番目に期待することは、高安です。横綱勢揃いのなか初優勝を飾り、2019年中に横綱昇進を果たしてもらいたいです。「引く癖」と「腰高」をもう少しなんとかすれば、横綱間違いなし。1回幕内優勝すれば、絶大なる自信がつくと思うのですが。
三番目に期待することは、貴景勝です。11月場所のような相撲が取れれば大関も可能だし、大関だ活躍し続けることもできるでしょう。
「大関昇進ラインは3場所で33勝」なので、初場所11勝すれば、そのラインには達します。11月場所は白鵬と鶴竜との対戦はありませんでしたが、それでも、稀勢の里、豪栄道、栃ノ心には勝ったわけで、りっぱな13勝です。なので11勝すれば大関昇進もあり得るとみています。
11勝というのは…終盤まで間違いなく優勝に絡むということです。なので目指せ「中日勝ち越し」。できれば連覇しちゃってください♪
まとめ
大相撲2019年初場所の幕内番付予想をいつものように公開しました。
合わせて、11月場所の振りかえりと、初場所への期待を書きました。
稀勢の里が休場したときには、とんでもない場所になるとハラハラしましたが、ベテラン力士や貴景勝、そして高安が場所を盛り立ててくれました。
いまから初場所が楽しみです♪
追記
関脇1場所で大関になった力士を調べました。
魁皇が2000年9月場所から大関になりましたが、直前3場所は「小結8勝7敗、小結14勝1敗(優勝)、関脇11勝4敗」で、通算33勝です。貴景勝は「小結9勝6敗、小結13勝2敗(優勝)」ですから、初場所に11勝すれば通算33勝。魁皇のケースでいえば、貴景勝も11勝で大関です♪
また、1990年には霧島が5月場所か大関になりました。直園3場所は「小結10勝5敗、小結11勝4敗、関脇13勝2敗」で通算34勝、優勝なし。う〜ん、霧島のケースで考えても、貴景勝は優勝をしているので通算33勝、つまり初場所11勝で大関ゲットになるのではないでしょうか。
他にも魁傑(1回目)の例などもありますが、割愛。
ちなみに、一番直近で大関昇進を果たした栃ノ心は、直前3場所「前頭14勝1敗(優勝)、関脇10勝5敗、関脇13勝2敗」で通算37勝、凄い成績でした。