記事投稿日時:2019-06-12 08:15:20
朝の情報番組「ZIP」6月12日に紹介のあった「今が旬、メロンの美味しい食べ方」をまとめました。
メロンの食べ方の常識が覆ります!!
目次
枡アナウンサーが訪れたメロン農家は…
今回、枡アナウンサーが訪れたところは、茨城県鉾田市のメロン農家です。なんと、そこはお笑いコンビ「カミナリ」のツッコミ、たくみさん(背の小さいほうの方)の実家でした。
メロンというと北海道というイメージがありますが、実は、メロン生産量日本一は茨城県なのです!
貴重な情報をくれたのは石田和徳さん(59)、かおりさん(60)のご夫婦です。カミナリたくみさんのご両親。
それではカミナリたくみの父母が教える、意外なメロン情報のスタートです。
メロンの網目模様って、かさぶた!?
メロンの編み目、それは…ひび割れ(実割れ)を自己修復した結果なんです。
どういうことかというと…
メロンは成長過程、つまり実が大きくなっていく過程でひび割れを起こします。
すると自ら分泌液を出して、ひび割れを修復する。そういうのがかさぶたのようになって、あの編み目ができるのです。
その模様の動画がコレです。ユーチューブからピックアップしました。
自然の力、恐るべし!!
追熟よりも収穫したてのメロンが美味しい!?
メロンは追熟したものより収穫したてのものが甘いんです。
私たちの常識では「メロンは追熟させて美味しくなる」ですね。でも…
枡アナウンサーは収穫したてのメロンを口にして驚きます。「美味しい!!!」
番組では糖度計を使って、6日程度置いて追熟したものと、収穫したばかりのものを糖度計で糖度を測りました。
前者は17.5、そして後者は18.5。なんと、収穫したてのほうが糖度が高いんです。
ちなみにカミナリたくみの母曰く、「18.5は最高級、プレミアム」なんだそうです。
そしてカミナリたくみの父・和徳が言います。
「メロンは追熟しても糖度は高くなりません。」
それではなぜ追熟するのか…。それは食感に秘密があるのです。
収穫したてのメロンは堅い感じ。でも甘〜い。
そして追熟したメロンは「解けるようなやわらかさの食感で、それが甘さをより感じさせる」というワケです。
まとめます。
- 収穫したてのメロンは、実は固めで爽やかな甘さ
- 追熟したメロンは、実は柔らかくジューシーで濃厚
番組では「爽やかな甘さ」か「ジューシーな濃厚さ」か好みによって食べ分けるのが正解…と言っていましたが。
スーパーなどで売っているメロンは収穫してから5日ほど経ち、すでに十分に追熟してあります。ですから「収穫したてで実が固く糖度の高い美味しいメロン」を食べるのには、メロン農家に出向いて食べ放題しかないのでは??
追熟し過ぎは美味しくなくなる、その理由!?
メロンを追熟し過ぎると美味しくなくなる…。
「メロンは置いておけば置いておくほど甘くなる」はバツであることは上で述べた通りです。
それどころか追熟のし過ぎは、美味しくなくなってしまうのです。
カミナリたくみの母が言います。
「メロン食べてて、舌がビリビリするときあるでしょ。あれ置きすぎ(追熟のし過ぎ)。」
どういうことかというと…
そのビリビリは発酵のせい。追熟して発酵してしまったからなのです。
繰り返しますが、スーパーなどで売っているメロンは、店に並んだ段階で、収穫から5日ほど経ち、すでに十分に追熟している状態です。なので、これをさらに寝かせる(追熟させる)と、発酵して舌をビリビリさせるアルコールなどの成分が出来てしまうのです。
カミナリたくみの母がさらに言います。
「舌がビリビリするような、ああなる前に食べて欲しいの。」
メロン、ジュースにして一番美味しいところはどこ!?
メロンは普段捨ててしまう部分が一番美味しいジュースになります。
番組では石田ご夫婦が、メロンでジュースにして一番美味しい部分を教えてくれました。それは…
普段、私たちが捨ててしまうタネとワタの部分です。
このタネとワタを取ったものを、茶こしなどで漉します。そのままいただくとその甘さは格別。
さらに、それに炭酸などを加えれば、ホンモノのメロンソーダのできあがりです。
まとめ
今回の記事では、ZIPで紹介のあったメロンの生態と美味しい食べ方についてまとめました。
「メロンと言えば北海道」「メロンは追熟すればするほど美味しくなる」などの常識がたくさん覆りました。
そして「普段は捨ててしまうタネとワタが美味しいジュースに変身してしまう」ことも知りました。
これから旬を迎えるメロン。これらの情報を活用して、美味しくいただきましょう!!!
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