バスケット、居合道、ボクシング、アメフト、レスリング等、不祥事の意味するところは?

恥を知れ!


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昨年の秋くらいから日本のスポーツ界に激震が続いています。
 
大相撲、レスリング、アメフト、ボクシング、居合道、そして、バスケット。それぞれ原因に違いはあるものの、それぞれを管轄する団体のガバナンスとコンプライアンスに構造的な欠陥が見え隠れするのです。
 
「スポーツは聖域」の意識を打破し、改革するのは今なのかもしれません!

昨年秋から続くスポーツ界の不祥事

 
昨年秋、伝統あるプロスポーツ・大相撲界でまたしても暴力事件発覚。日馬富士による貴ノ岩暴行事件です。これにより現役横綱・日馬富士は引退。
 
そして、日馬富士暴行事件の渦中にさらなる暴行事件などが度重なり、その後の処理を含めて日本相撲協会はガバナンスのなさを露呈しました。


日本の女子レスリングに数多くのメダルをもたらした栄日本代表監督にパワハラ問題発覚。栄監督を擁護する協会もまた世間に大恥をさらしました。
 
この問題はオリンピック4連覇を果たした伊調馨選手を抹殺してしまう寸前のおおごとでした。

5月に発覚した日本大学アメフト部によるラフプレー問題。これは日本大学のガバナンスを問われる問題までに発展。問題が構造化されていることを世間が認識した事件でもあります。

この夏発覚した日本ボクシング連盟の山根明前会長の問題。組織を長期に支配することを構造的に防ぐ手段を組織は持っていなかったのです。
 
50年にも及ぶ反社会的人物との交際をしていた者をトップに据えていた日本ボクシング連盟に世間はあきれ果てました。合わせて、組織対応力のなさについても…。

問題は次々起こります。今度は居合道の世界で昇段に伴い金銭授受が長い間の伝統として行われていた問題が発覚。全ての居合道の問題ではありませんが、今般問題化した日本剣道連盟は、前述の管轄団体同様にガバナンスとコンプライアンスの欠如を露呈してしまったのです。

もう問題は止まりません。アジア大会に出場していたバスケット選手4人が代表ジャージを身につけたまま歓楽街におもむき買春。緊急帰国させられた4人は代表選手を取り消され、昨夜釈明の会見を開きました。
 
これは選手個人の問題のようにも受け取られますが、組織のガバナンスとコンプライアンスが機能していない結果です。
 

相次ぐスポーツ界の不祥事の意味と意義

 
昔から「スポーツは聖域」みたいなところがあった日本。しかし、大相撲や居合道に見るようにかなり昔から「聖域」ではなかったのです。
 
度重なる不祥事も問題化にならず、周りが容認してきた結果が「いま」なのです。
 
世間がなんとなく許してくれているという緩いなかでそれを管轄する団体も「ゆるゆる」な状態が続きます。
 
今般起きている相次ぐスポーツ界の不祥事の発端となった大相撲の日馬富士暴行問題。連日のようにマスコミを賑わし、日本相撲協会の公益財団認定取り消しまで騒がれました。
 
ようするに税金が多く投入される公益財団でさえ、ガバナンスとコンプライアンスは機能していないのです。
 
だから公益財団でない一般財団の日本ボクシング連盟や全日本剣道連盟などは、よりたくさんの問題を内包しているのかもしれません。つつかれるチャンスが公益財団に比べ少ないですからね。


大相撲から始まったスポーツ界の問題は、世間がそれぞれの団体に目を向けるようになったことで起きていると分析しています。
 
つまり、これまで「スポーツは聖域」でゆるゆるの態勢で問題山積の状態を、一気に改革・改善するチャンスが到来したのです。
 

キーポイントは…

それぞれの団体の中立を担保するためにということで何もしない文科省やスポーツ庁、あるいはJOCをどう改革するかに掛かっているのかもしれません。
 
日本ボクシング連盟問題などは、きちんと問題を調査分析すれば、JOCまで問題が波及することは必至だと言われています。
 
この際、とことん膿を出しまくるべきでしょう。今回まだ問題にあがっていないスポーツ界においても、問題を出しまくる。結果、東京オリンピックが吹き飛んでもかまわない…くらいの覚悟がJOCにも必要だと考えます。小池さんにもね。
 

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まとめ

 
昨年秋から起きているスポーツ界の不祥事について簡単に振りかえり、それが改革のチャンスであることについて言及しました。
 
そして、それはある部分については行政主導で行わなければならないのかもしれません。とすれば、他人事のようなコメントばかりを繰り返す鈴木スポーツ長官に、権限を与えなければならないという流れになるでしょう。
 
まだ収束を迎えていない、アマチュアボクシング界、日大アメフト問題改め日大問題、居合道問題、バスケット問題をこれからも注視していきます。
 
※アイキャッチ画像の出典:pixabay