ジャーナリスト岸井成格(きしいしげただ)さん、がん再発で5/15逝去

訃報


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毎日新聞で活躍されたジャーナリスト岸井成格(きしいしげただ)さんが、がんの再発で闘病叶わず、5/15にお亡くなりになりました。享年74歳です。

 

岸井成格さんとは

 
岸井成格さんは、東京都出身で1944年9月22日生まれ(没満年齢73歳)。父は元衆議院議員の岸井寿郎氏です。
 
慶応大学卒業後、毎日新聞社に入社し、政治記者としてのキャリアを重ねました。
 
1991年に編集委員と論説委員を兼任、1993年には政治部長などを経て、1999年には東京本社の役員待遇の編集委員に。
 
1991年くらいからは、系列(TBS)の情報番組やニュース番組のコメンテーターとして活躍しました。

がんを告白

 
TBSの情報番組「サンデーモーニング」のレギュラーだった岸井成格さんは、昨年9月10日の放送分を最後にお休み。視聴者から心配の声があがりましたが、同年10月8日放送分から復帰しました。
 
岸井成格さん、番組内で「突然の休みの理由」を問われて、「大腸がんの治療のため一時的に休んだ」と告白しました。実は、過去にも「サンデーモーニング」をがん治療のため2007年11月18日放送分から休み、2008年2月末以降から復帰ということがありました。
 
そして、昨日、5月15日に、がんの再度の克服ならず、肺腺がんのため都内のご自宅でお亡くなりになりました。

政治姿勢は一貫して左より!?

 
岸井成格さんは、コメンテーターとしては、つねに一貫してご自分の主張を通していた方です。
 

  • 一時帰国した拉致被害者5人は当初の約束通り、いったん北朝鮮へ返せ
  • 徹底的な反小沢一郎
  • 日本は北朝鮮と戦後処理をしていないから、経済協力という形で韓国と同様なだけは払うべきだ
  • 安保法制絶対反対
 
などなど。右よりの方からすると、天敵のような存在だったかもしれません。

友人・知人たちからの悲しみの声

 
自民党の細田博之衆議院議員。

私が通産省から石油公団事務所長に出向していた1983年から85年ごろ、ワシントンで一緒だった。名物記者だった。テレビで辛口のコメントをしていたが、惜しい人を亡くして残念だ。

 
TBS情報番組「NEWS23」で一緒に出演していたキャスターの膳場貴子氏。

権力に対し臆することなくおかしな点を指摘できる尊敬すべきジャーナリストだった。親子ほど年の離れた私にも理解の深い方で、私が出産後仕事に復帰した時も喜んでくださった。
 
家族で病室を訪ねると、痛みに耐えながらも娘に笑顔を見せてくれて、病室を後にする時、力強い握手を交わした。少しでも遺志を継げる報道人になりたい。

 
20年来のつき合いのあるジャーナリスト・田原総一朗氏。

『反・安倍晋三』『反・自民党』とたたかれたが、それは違う。『保守』『革新』といった政治的立場ではなく、間違ったことは正すべきだというジャーナリストとしての信念があった。社会が混迷を深めている中で、残された私たちは頑張らなくてはならない。

 
慶応大学時代で同じゼミで、50年以上の親交がある評論家の佐高信氏。

とんでもなく寂しくなる。取材相手と真正面から向き合って信頼を得ていた。力で言論を抑え込むことを排し、言論には言論で挑むことを大切にしていた。

 
岸井さんが多くの人から慕われていたことがわかります。
 

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まとめ

 
岸井成格(きしいしげただ)さんが享年74歳でお亡くなりになりました。
 
若い頃からいろいろ武勇伝があり、テレビのコメンテーターとしても大活躍していましたが、がんには勝てず。
 
個人的には左より過ぎて、かんに障る人物の一人でしたが、そういう「かんに障る」存在の大切さは十分に理解しています。享年74歳でのご逝去は、残念です。
 
※アイキャッチ画像の出典:pixabay