日大パワハラの病巣〜チア部の監督解任〜問題は根深いことを露呈!?

チアリーディング


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日本大学応援リーダー部(チアリーディング、通称「チア部」)の女性部員が女性監督からパワハラを受けたという一部報道が流れ、日大は同監督を解任したと発表しました。

またしても日大体育会系で問題発生!

 
一部報道を元に、9日の朝には一斉にマスコミで取り上げた問題。なぜなら「またしても日大の問題」だから各社が注目したわけです。
 
内容は…
 
日本大学応援リーダー部(チアリーディング部、通称「チア部」)の女性部員が女性監督からパワハラを受けたのです。
 
この監督は今年2月5日に「この女子部員が大雪の日に学部の事務員から監督に電話をかけさせて練習をなくそうとした」ということを全部員の前で叱り飛ばしたといいます。しかし、このことは事実無根で女子部員はそういうことはしていませんでした。
 
またこの女子部員が出身校のジャージをはいていたことをとがめ「学校の恥、今すぐ脱げ」と激怒したり、女子部員が怪我をして回復していない状況で「ずる賢いバカ」と罵倒したりというパワハラを繰り返したといいます。
 
この女子部員は精神的にダメージを受け、自殺も考え、大学に通えなくなってしまいました。
 
女子部員はこういった場合の相談窓口である「保健体育審議会に仲裁を求めた」のですが、保健体育審議会は「監督と話し合ってください」というトンデモ対応でした。
 
そこで女子部員は、3月に学内の人権救済委に相談し、本件がパワハラ認定されたという経緯があります。
 

日大チア部パワハラの問題点は…

 
アメフト部のパワハラ、そしてチア部のパワハラ。日大の体育会系部には、ほかにもたくさんのパワハラが存在する…と普通の人は考えることでしょう。徹底的に膿を出し切るという点では、全体育会系部を対象に調査する必要がありそうです。
 
ところで本件の問題に戻します。
 

  1. 自殺を考えるほどのパワハラをする監督・指導者が存在する。
  2. 保健体育審議会は「学生ファースト」の機能を果たしていない。
  3. パワハラ相談から監督解任まで5ヶ月もかかっている。
 
[1]については前述した通り。全体育会系部をすべて調査すべきでしょう。
 
[2]については、この保健体育審議会があの内田氏が取り仕切っていたところという点が大いに注目されるところです。つまり内田氏の「学生ファースト」じゃない姿勢がいたるところに浸透していたと解釈できるのではないでしょうか。
 
内田氏を追放しても「学生ファースト」ではない姿勢が染みついてしまった組織を立て直すのは簡単ではないと想像できます。
 
ところで今回の監督解任は事件が明らかになってから行動が早かったと捉える人が多いかもしれません。
 
しかし、[3]に問題として列記した通り、女子部員が日大の人権救済委に相談してパワハラ認定されてから監督解任まで実に5ヶ月もかかっているわけです。
 
もしかしたら、今回のように一部報道にすっぱ抜かれて事件が世間に明るみにでなければ、スルーされていた、つまり、「監督解任はなかった」のかもしれません。
 
日大は事件が明るみに出て、あわてて監督を解任したという流れが見て取れます。
 
つまり、ここにも日大の体質が歴然として出ているわけです。
 
臭い物には力尽くでも蓋をする!?
 

まとめ〜日大の病巣は深い

 
今回のチア部パワハラ問題は、日大の病巣が深いことを露呈しました。何か問題があってもそれを隠そうとする、改善の対処はあとまわし…。
 
これらは、いちアメフト部、いちチア部の問題ではないのです。日大全体にこのような病巣があると考えざるをえません。
 
他大学においては、この日大問題を対岸の火事とするのではなく、自分のところでも同様の病巣がないかを至急調べ、直すべき所は直ぐに改善に着手する、そういう契機にしてくれればと期待しています。
 

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追記

 
本件が明るみに出てから、日大サイトからチア部の紹介文が削除されています。さまざまな憶測を読んでいます。(臭い物に蓋!?)
 
また、本件パワハラは応援チアリーダーを牛耳る上部団体にも届いており、その団体情報によると「監督からは5月下旬に事情聴取。すでに女子学生に謝罪をしたと聞いている。」とのこと。まぁ、このときには「日大アメフト問題」に火が付いた状態なのに、「他人事」のように対応しているのは、なかなかです。
 
※アイキャッチ画像の出典:pixabay
※画像は「チアリーディングのイメージ画像」であり日大チア部ではありません。