東海道新幹線3人死傷「誰でもよかった」馬乗りナタでメッタ差し!?

新幹線のぞみ


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6月9日21時50分頃、東海道新幹線東京発新大阪行き「のぞみ245号」の車内で、ナタを持った若い男が乗客男女3人を切りつけるという事件が起きました。

事件概要

 
前述の新幹線が神奈川県の新横浜駅と小田原駅間を走行中に、ナタを持った若い男が暴れだしました。そして、たまたま乗り合わせた男女3人を次々を刺したのです。
 
この3人のうち30歳代の男性は搬送先病院で死亡確認、20歳代女性2人は治療を受けていますが、命に別状はないといいます。
 
神奈川県警の発表によると、男は自称、愛知県岡崎市蓑川町在住の無職小島一朗容疑者(22)。
 
男は調べに対して「殺意を持って人を刺したことは間違いない。」「むしゃくしゃしてやった。」「(襲う相手は)誰でもよかった。」などと供述しているといいます。

悲惨な状況を乗客が証言

 
現場に居合わせた乗客の証言です。

キャー、キャーというただ事ではない悲鳴が聞こえた。後ろを振り返ったら男性2人がもみあっていて、刃物で切りつけていた。あたりは血の海になっていた。
 
*AERAサイトから引用

この証言者によると、その車内は女性が多く、甲高い悲鳴が響き、パニック状態になりました。そして、乗客は一斉にデッキへと駆け込み、狭い出入り口に一気に人々が殺到したために、転んでいる人もいる状況でした。
 
この証言者もデッキへ逃げ込み、110番通報をしました。
 
もう一度、この証言者のお話を…。

切りつけていた男は眼鏡を掛けていておとなしい感じの風貌でした。通路に倒れこんだ男性に対し、馬乗りになって延々と刃物を振り下ろしていました。倒れた男性はぐったりとしていましたが、それでもめった切りにしていました。血の海がべったりと通路に広がっていました。
 
*AERAサイトから引用

その後、新幹線は小田原駅で臨時停車し、犯人の男は神奈川県警に身柄確保され、事件のあった車両の乗客は全員ホームに降りました。

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新幹線内の事件といえば…

 
2015年6月30日に神奈川県小田原市を走行中の東海道新幹線「のぞみ255号」(東京発新大阪行き)の車内で男性が焼身自殺をして、逃げ遅れた女性1人死亡、重軽傷者28人という事件がありました。炎で天井が焼け落ちるほどに火の勢いがあったといいます。
 
犯人は71歳男性で、35年間真面目に年金を納めたにもかかわらず、生活保護水準以下の受給しか受けられないことに不満をもっての自殺だったと伝わっています。
 
この事件は、安全神話を誇っていた新幹線内での惨事ということでテロに無防備な日本の状況をさらけ出してしまいました。2020年に東京オリンピックを迎えるにあたり、日本の鉄道の危機管理体制の脆弱さへの対策が指摘されていたのです。今回またしても、複数の乗客が死傷するという惨事が起きてしまいました。

容疑者背景

 
小島容疑者(22)の祖母の話によると…
 
小島容疑者は愛知県岡崎市内病院の精神科に一時的に入院していました。そして小島容疑者は「自由に行きたい。それが許されないなら死にたい」などと話していました。そして、今年1月には「旅に出る」と言い残して自宅を出ていました。

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まとめ

 
2015年の新幹線内焼身自殺に次ぐ、テロまがいの乗客刺殺事件が起きてしまいました。2015年の事件も、今回の事件も精神を病んでいた者が起こしたというところが共通しています。
 
日本の新幹線安全神話がまたしても大きく揺さぶられる状況に、「テロに無防備な新幹線」の印象がまた強くなってしまいました。関係各所は、これに対しどう対処していくのでしょうか。
 
2つの事件が東京発新大阪行の「のぞみ」車中、小田原駅付近で起きたという、偶然の共通点があることもなにか怖い感じがしています。
 
*アイキャッチ画像の出典:pixabay