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国会で血液クレンジングについて立憲民主尾辻議員が質問〜3つの質問の意図!?

血液クレンジング

 
 
立憲民主党所属の衆議院議員・尾辻かな子氏が、2019年11月6日の衆院厚生労働委員会で、血液クレンジングについての質問をしました。
 
 

尾辻かな子氏の質問の意図は3つ!?

 
いろいろ調べた限りでは、今回の尾辻かな子氏の質問の直接的な意図は3つあると考えています。
 

  • 血液クレンジングの医療効果は医学的に認定されているのか。
  • 療法を実施している医院などが著名人の発言を引用したりするのは問題がないのか。
  • 血液クレンジングについて芸能人たちがSNSで発言しているのはステルスマーケティングではないのか。
 

血液クレンジングの医療効果性

 
尾辻氏の質問はこうです。
 「本来効果があるものであれば、保険診療、標準治療になると思うが、この療法というのは、なぜ保険外診療、自由診療なのか。この療法に効果があるのか。厚労省でエビデンスなど持っているのか」  
 
これに対し、厚生労働省側(吉田学・医政局長)の回答はこうです。
 「自由診療として行われているもので、一定の医療機関に広がっていると言われているが、その効果およびリスクについて、厚生労働省として現時点では確認できていない。今、関係学会等と連携しながら情報収集を行っているところ。」  
 
つまり医療的に血液クレンジングが効果があるかどうかは、現時点では掴んでいないということです。
 
 

病院は血液クレンジングで医療法違反をしていないか

 
血液クレンジングをやっている病院が、ポスターやブログなどで、血液クレンジングをしているとされている芸能人を載せたりしているが、それは医療における広告の違反ではないか。
 
また、血液クレンジングががんに対する効果性を謳っているものなどがあり、それも医療における広告の違反ではないか…。
 
これに対し、前述の吉田氏はこう回答しています。
 「例えば標準治療があるにもかかわらず、がんに対する療法と称して、その治療法が唯一であるかのように示す広告は、患者の適切な治療機会を奪うような広告になると考えられるので、ネットパトロールなど必要な手続きを踏んだ上で、自治体と連携し、行政指導等の必要があれば対応を行ってまいりたい」  
 
 

芸能人が血液クレンジングをSNSでつぶやくのはステルスマーケティングではないのか

 
何かと話題になる芸能人によるステルスマーケティング。血液クレンジングについては、はあちゅうさんなどの芸能人がSNSでつぶやいている。それはステルスマーケティングではないのか。
 
 

血液クレンジングと聞いて最初に頭に浮かんだこと

 
自転車とツール・ド・フランスなどの自転車レース大好きなサイト管理人「たもつ」(以下、「私」と記す)が、「血液クレンジング」のニュースを耳にして、最初に頭に思い浮かんだのが「自転車界における血液ドーピング」です。
 
血液ドーピングとは、「予め保存しておいた自己血を用いて、競技前に自己血輸血を行うことで体内の赤血球の量を増やし、一時的に心肺能力を高めるというもの」。
 
この方法は、スポーツ界ではドーピングとして認定されている方法で、実際に、ツール・ド・フランスを7連覇したアーム・ストロングは、血液ドーピングなどを認め、過去7回の優勝を剥奪されました。


血液クレンジングが、ダメということではありません。
 
血液クレンジングについては、前項で書いたとおり、その効果性がきちんと医学的には認められていないのです。ただ、自分の血を抜いて戻すというところが「血液ドーピング」に似ているな…ということだけです。
 
繰り返しますが、血液クレンジングを否定する意図はありません。
 
 

血液クレンジングとは…

 
ザクッと説明すると…
 
患者から一定量の血液を採取して、それにオゾンをまぜて、患者の体内に戻すというもの。
 
実施病院などでは、疲労回復などに一定の効果があると謳っています。
 
ただ、その効果性が医学的に一般的に認められているかというと、そうでは「ない」ということ。
 
結果、自由診療(全額自己負担)です。
 
そして、この血液クレンジングについては、それを否定する見方、肯定する見方それぞれあるようです。
 
アメリカでは、2016年からオゾンの医療用利用を食品医薬品局(FDA)が禁じています。つまりアメリカでは血液クレンジングは法に違反した医療行為となるわけです。
 
一方、ドイツの一部の民間保険においては、血液クレンジングの費用を一部負担するというところもあるようです。
 
 

尾辻氏質問の本当の狙いは何?

 
これは言い過ぎかもしれませんが、なんでも反対するだけの野党の話題づくりのひとつかもしれません。
 
つっこみが甘すぎるし…。
 
要するに、尾辻氏の質問の本当の狙いが見えてきません……………..
 
 

まとめ

 
血液クレンジング
 
 
尾辻かな子議員の質問で、改めて「血液クレンジング」というものの存在を知りました。
 
そして、「血液クレンジング」がよく効果性がわからないまま行われていることも知りました。
 
そういうことを世間に知らしめるという点では、いい質問だったのかもしれません。どうせなら、もっともっと鋭く突っ込んで厚生省を動かして欲しかったですね。
 
これからの活躍を期待しています。
 
一方、「血液クレンジング」のように効果性がきちんと認められていない療法が、自由診療でたくさんあるかもしれないことに、怖いなと感じた次第です。
 

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