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気候変動〜台風19号は、なぜ河川氾濫(河川決壊・河川越水)の多発に繋がったのか!?

台風19号、河川決壊・越水同時多発の理由

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かつてないほど巨大で勢力の強い台風19号は、日本に痛ましい爪痕を残しました。31人が死亡、14人行方不明、186人けがという人的被害を生んでしまいました(2019年10月14日午前1時現在)。
 
最近、「かつてないほどの」とか、「これまでに体験したことがない」などのフレーズがニュースで使われます。しかし、気候変動の兆候が明らかになりつつある現在、今回の台風19号で起きた河川の氾濫・決壊は、これからも度々起きる現象なのかもしれません。
 
この記事では「台風19号は、どうして【河川氾濫・河川決壊】の多発に繋がったのか」ということについてまとめてみました。
 
なお、台風19号については、こちらの記事もどうぞ。
↓ ↓ ↓ ↓

 
 

台風19号は、どうして【河川氾濫・河川決壊】の多発に繋がったのか!?

 
台風19号が【河川氾濫・河川決壊】を多発させた理由は2つです。
 

  1. 本州の半分を覆うほどの巨大な台風
  2. 上流域&下流域における大量の同時降水
 

① 本州の半分を覆うほどの巨大な台風

 
台風19号は、巨大な勢力を維持したまま日本に接近し、そして上陸しました。
 
その勢力規模は本州の半分くらいを覆うほど。
 
そして、台風19号は、各地で「数日で年間降水量の3〜4割を引き起こす」ほどの「雨台風」でした。
 
これによって、河川の急激な増水に繋がったのです。
 
 

② 上流域&下流域における大量の同時降水

 
①のことを起因として、さらに急激な増水につながったのがコレです。
 
つまり「上流域と下流域における大量の同時降水」。これが台風が上陸する以前、接近するときから発生したのです。
 
それがどれくらい異常なものであったのか。それは下流域で大量の雨が降っているさなか、上流域でダム緊急放流が行われたことでも明らかです。
 
通常、ダムは十分な貯水量を計算されて作られています。なので、緊急放流は100年か200年に一度のことと言われているのです。しかし、その100年か200年に一度のことであるハズのダム緊急放流が、全国各地で発生。やらざるを得なかったワケです。
 
ただし、このダム緊急放流が河川の急激な増水要因となり河川の決壊や越水に繋がったのかについては、後述するように、所管の国土交通省は因果関係を認めていません。むしろ「因果関係は、なし」としています。
 
ただし…
ダムの貯水許容量の計算が、異常気象(気候変動)に合わなくなってきているのかもしれないということは言えるのかもしれません。
 
 

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台風19号で起きた河川決壊と河川氾濫

 
記事本日現在わかっている河川決壊と河川氾濫が起きたところは次の通りです。
 

河川決壊は21河川24箇所

 
国が管理する河川/7河川9箇所

  • 吉田川/1箇所〜宮城県大郷町付近
  • 久慈川/2箇所〜茨城県常陸大宮市の富岡と塩原
  • 那珂川/2箇所〜の茨城県常陸大宮市の野口と下伊勢畑
  • 都幾川(ときがわ)/1箇所〜埼玉県東松山市正代
  • 越辺川(おっぺがわ)/1箇所〜埼玉県坂戸市平塚
  • 九十九川/1箇所〜埼玉県東松山市正代
  • 千曲川/1箇所〜長野市穂保
 
県が管理する河川/14河川15箇所
  • 渋井川/1箇所〜宮城県大崎市
  • 砂押川(すなおしがわ)/1箇所〜宮城県利府町
  • 宇多川/1箇所〜福島県相馬市
  • 秋山川/1箇所〜栃木県佐野市赤坂町
  • 黒川/1箇所〜栃木県壬生町上稲葉
  • 荒井川/1箇所〜栃木県鹿沼市野尻
  • 三杉川/1箇所〜栃木県栃木市下岡
  • 荒川/1箇所〜栃木県那須烏山市藤田
  • 蛇尾川(さびがわ)/1箇所〜栃木県大田原市北大和久
  • 中川/1箇所〜栃木県矢板市
  • 内川/1箇所〜栃木県さくら市
  • 百村川(もむらがわ)/1箇所〜栃木県大田原市
  • 志戸川(しどがわ)/1箇所〜埼玉県美里町
  • 新江川(しんえがわ)/1箇所〜埼玉県東松山市
 
報道では、「都幾川」が国が管理する河川と県が管理する河川の両方に入っており、結果地域も「東松山市」なので、県のほうを削除しています。
 
 これほど多くの河川で同時に河川決壊が起きたことは、今後、異常気象が「異常」ではなく、気候変動だという見地からすると、発想を変えた河川管理への移行の必要性があるということを示しています。  
 
 

河川越水はのべ142河川

 
国が管理する河川/のべ24河川
 
阿武隈川、多摩川、千曲川、牛渕川、吉田川など24河川。
 
 
国が管理する河川/のべ118河川
宮城県、福島県、茨城県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、新潟県、静岡県、名護の県、三重県、青森県、山形県など118河川。
 
 

ダムの緊急放流は6箇所

 
国土交通省の発表によると2019年10月13日午前時点で、6つのダムで緊急放流を実施しました。
 
緊急放流を実施したダム/6箇所

  • 茨城県北茨城市/大北川の水沼ダム
  • 茨城県常陸太田市/久慈川の竜神ダム
  • 栃木県那須塩原市/那珂川の塩原ダム
  • 神奈川県相模原市/相模川の城山ダム
  • 福島県いわき市/鮫川の高柴ダム
  • 長野県伊那市/天竜川の美和ダム
 
なお、国土交通省の発表によると、ダムの緊急放流は、事前に関係機関を通じて下流の地域住民への周知をして実施したので、放流が原因で大規模な氾濫が発生したという事実は今のところ確認されていないとしています。
 
 

まとめ

 
台風19号、河川決壊・越水同時多発の理由
 
 
この記事では、台風19号は、なぜ河川氾濫(河川決壊・河川越水)の多発に繋がったのかということをまとめました。
 
大きな理由は2つあります。
 
1つは、台風19号が、本州の半分くらいを覆うほどの勢力を持つ巨大な台風であったということ。もう1つは、勢力範囲が巨大であるため、上流域と下流域で大量の同時降雨が起こったことです。


台風19号による、家屋の浸水・倒壊などの数値はまだ発表されていません。これから甚大なる被害の全貌が明らかにされていくと思います。
 
今回の台風による被害が「異常気象によるもの」と捉えるか、「今後何回も起こりうる気候変動によるもの」と捉えるかで、今後取るべき対応が変わってくるハズです。
 
「異常気象」というワードは、専門分野では使わなくなってきているということを過日、テレビ報道で耳にしました。「気候変動」と言うとのこと。
 
ダムの強度や堤防の強度などの見直しが必要になるかもしれない。ただし、それが変わったところで、直ぐにに治せるハズもなく。
 
そういうなか、私たちは何をどうすればいいのか、どのように備えをすればいいのか。来年も同じことが起こりうるという視点で、有効な対処・備えを提示していただきたいところなのですが…。
 
そういう視点での報道は皆無だし、そういう方向での行政の発表も「ない」ようです…。
 

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